建設現場の巨大な鉄骨、自動車の車体、精密な電子部品に至るまで、私たちの身近にある多くの製品は溶接という基盤技術によって支えられています。ものづくりの要である溶接は高度な専門知識と技能が求められ、キャリア形成のうえでも大きな強みとなる職能です。しかし溶接資格には、アーク溶接やガス溶接のような基礎的な資格から、材料・溶接方法ごとに細分化された高度な資格まで幅広く、初学者や現場で経験を積んだ方でも「どの資格から取得すべきか」が悩みになりがちです。

そこで本記事では、2025年時点で取得可能な溶接資格を体系的に整理し、国家資格であるガス溶接技能者や、技能証明として広く評価されるJIS溶接技能者評価試験などの主要資格について、取得方法、難易度、費用、試験内容などを分かりやすくまとめました。記事を読み終えるころには、ご自身の目的に合った資格の見通しが立ち、今後のキャリア形成に役立つ具体的なステップが明確になるはずです。

必須資格と技能証明｜溶接資格の2つの柱

溶接の資格は、一見同じように見えても目的が大きく異なる2つのカテゴリーに分かれます。この違いを理解しておくと、どの資格から取得すべきかが明確になり、将来のキャリア設計がぐっと立てやすくなります。溶接をこれから始める方にとっても、現場経験を積んでスキルアップを目指す方にとっても、最初に押さえておきたい重要な整理です。

① 安全のための「必須資格」

一つ目は、労働安全衛生法などの法令に基づき、安全確保のために取得が義務付けられている「必須資格」です。これは、爆発や感電などの重大な危険を伴う作業を適切に行うための、いわば「作業許可証」の役割を持つ資格です。資格がなければ、その作業に従事すること自体が法律で認められず、企業側には教育義務が課されています。溶接業務に携わるすべての人が、まず最初に押さえておくべき基礎となる資格群と言えるでしょう。

② 技術を証明する「技能証明の資格」

もう一つの柱が、溶接工としての技術力を客観的に証明する「技能証明の資格」です。これは作業者の腕前を明確に示す評価制度で、製品の品質を担保するために企業側から求められるケースも多く、取得することで業務範囲が広がります。代表的な資格にJIS溶接技能者評価試験などがあり、スキルを対外的に示す武器として活用できます。キャリアアップや高度な業務へのステップとして、能力を可視化しやすい資格群です。

資格一覧

ここでは、溶接に関する主要な資格を「必須資格」と「技能証明」の2つのカテゴリーに分けて一覧で整理します。資格ごとに目的が異なるため、ご自身が今必要としているのが「安全に作業するための法定資格」なのか、それとも「技術レベルを証明するための評価資格」なのかを意識しながらご覧ください。

また、多くの溶接作業の前提となる必須資格であるアーク溶接などの業務に係る特別教育については別の記事で詳しく解説していますので、基礎から確認したい方は参考にしてみてください。

溶接資格一覧（主要資格）

資格名	種別	主な対象作業	取得要件・特徴
アーク溶接作業者（特別教育修了証）	必須資格（特別教育）	アーク溶接業務全般	18歳以上、学科・実技の特別教育を修了すれば取得可能
ガス溶接技能者（技能講習修了証）	必須資格（技能講習）	酸素・可燃性ガスを用いたガス溶接・溶断作業	18歳以上、技能講習修了により取得可能
ガス溶接作業主任者（国家資格）	必須資格（作業主任者）	複数作業者が従事するガス溶接作業の安全管理	国家試験合格＋2～3年の実務経験が必要
ボイラー溶接士（普通／特別）	国家資格	ボイラーおよび第一種圧力容器の溶接作業	普通：1年以上の実務経験／特別：普通資格取得後1年以上の実務経験
JIS溶接技能者資格	技能証明（JIS規格）	半自動溶接・ステンレス溶接・チタン溶接など各種溶接	基本級：15歳以上＋実技経験1ヶ月以上／専門級：基本級取得＋実務経験3ヶ月以上
溶接管理技術者（WES8103等）	技能証明・管理資格	溶接施工計画、品質管理、溶接部の評価	学歴・実務経験に応じた受験区分あり、筆記・口述試験を経て取得
溶接作業指導者	技能証明・指導資格	現場の溶接指導、新人教育	25歳以上、溶接技能者資格保持＋一定の実務経験、講習・筆記試験合格
溶接ロボット運転技能者（特別級／1級）	技能証明	鉄骨建築物等のロボット溶接オペレーション	日本溶接協会が認定、講習・試験により取得
マイクロソルダリング技術者	技能証明	微細はんだ付け作業（電子部品等）	日本溶接協会が認定、講習・試験により取得
石油工業溶接士	技能証明	石油工業設備の溶接作業	石油学会による民間認定資格
PC工法溶接技能者	技能証明	プレストレストコンクリート用溶接作業	2017年以降、新規認定は停止中

資格の取得方法一覧

溶接に関する各資格には、受講・受験に必要な条件（年齢・実務経験・学歴など）が定められています。また、講習内容や試験形式、費用の目安、取得までの期間も資格によって異なるため、事前に把握しておくことで準備がスムーズになります。ここでは代表的な資格について、取得に必要なステップを一覧形式で整理します。目的や経験年数に合わせて、どの資格から取り組むべきかを考える際の参考にしてください。

資格別｜取得条件・試験内容・費用・期間の一覧

資格名	受講・受験資格	試験内容・講習内容	費用の目安	取得までの期間
アーク溶接作業者（特別教育）	18歳以上	学科11時間＋実技10時間（計3日間）、最終日に理解度確認テスト	約1〜2万円	数週間～1ヶ月
ガス溶接技能者（技能講習）	18歳以上	学科・実技14時間（2日間）、修了時に筆記試験	約1.4〜2万円	数週間～1ヶ月
ガス溶接作業主任者	制限なし（免許交付には実務経験2〜3年）	筆記試験（20問・3時間）	約6,800円	数ヶ月
普通ボイラー溶接士	1年以上の手溶接実務経験	学科試験40問（2.5時間）、実技（溶接1時間）	学科6,800円＋実技18,900円＋材料費	数ヶ月～半年
特別ボイラー溶接士	普通ボイラー取得＋1年以上の追加経験	学科40問（2.5時間）、実技（厚板溶接1時間）	学科6,800円＋実技21,800円＋材料費	普通ボイラー取得後＋数ヶ月
JIS溶接技能者（基本級・専門級）	基本級：15歳以上＋実技経験1ヶ月以上、専門級：基本級取得＋3ヶ月以上の経験	学科20問（60%以上）、実技（外観・曲げ試験）	学科約1,100〜1,210円＋実技数万円	数週間～数ヶ月
溶接管理技術者（WES8103等）	学歴＋実務経験（級で異なる）	筆記試験（I・II）＋口述試験	筆記26,400円＋口述22,000～27,000円＋登録料約2万円	半年～1年
溶接作業指導者	25歳以上、溶接技能者資格保持＋一定の実務経験	3日間の講習＋筆記試験	約3～5万円	数ヶ月
石油工業溶接士（JPI）	団体指定要件	学科＋実技	団体により異なる	数ヶ月
溶接ロボット運転技能者（特別級・1級）	団体指定要件	講習＋実技試験	団体により異なる	数ヶ月
PC工法溶接技能者	新規認定停止中	---	---	---

難易度の分析

溶接に関する資格は種類が多く、それぞれ受験条件や試験形式、要求される技能レベルが大きく異なります。事前に難易度の目安を把握しておくことで、自分の経験に合った資格から取り組めるようになり、無理なくステップアップしやすくなります。ここでは合格率、必要な実務経験、試験内容などの観点から代表的な資格の難易度を整理しました。

資格別｜難易度比較表（★＝低難易度 ～ ★★★★★＝最難関）

資格名	合格率の目安	要求経験年数	難易度（目安）	備考
アーク溶接作業者（特別教育）	ほぼ100%	不要	★	講習修了型、最終日に理解度テスト
ガス溶接技能者（技能講習）	ほぼ100%	不要	★	講習修了型、筆記試験あり
ガス溶接作業主任者	約80〜90%	2〜3年（免許申請時）	★★★	筆記試験のみ、実務経験が重要
普通ボイラー溶接士	学科50〜65%／実技60%	1年以上	★★★	実技対策が必須
特別ボイラー溶接士	学科約70%／実技約90%	普通ボイラー取得＋1年以上	★★★★	厚板溶接の高技能が求められる
JIS溶接技能者（基本級）	約80%	1ヶ月以上	★★	下向きが中心で比較的取り組みやすい
JIS溶接技能者（専門級）	姿勢により低め	基本級取得＋3ヶ月以上	★★★	上向き・全姿勢など難度高め
アルミ／ステンレス（基本級）	約80%	1ヶ月以上	★★	材料特性の理解が必要
アルミ／ステンレス（専門級）	やや低め	基本級取得＋3ヶ月以上	★★★	特にアルミは難度が上がる
溶接管理技術者（2級）	約50〜65%	実務経験＋学歴要件	★★★★	試験範囲が広く計画的学習が必要
溶接管理技術者（1級・特別級）	1級：約24%／特別級：約28%	長期実務経験＋高い学歴要件	★★★★★	最難関、長期的な準備が必須
溶接作業指導者	ほぼ100%	実務3年以上＋技能者資格	★★	講習中心で取得しやすい
石油工業溶接士（JPI）	非公表（比較的高め）	実務経験者が中心	★★★	専門分野向け、情報収集が重要
ロボット溶接オペレータ	非公表（比較的高め）	実務経験者が中心	★★★	専門分野向け、講習＋実技形式

※難易度（★数）はあくまで目安であり、年度や試験実施団体によって変動があります。

資格を活かせる職種

溶接関連の資格は、現場での溶接作業だけでなく、設備保全、品質管理、施工管理、教育指導など多様な職種で活かすことができます。ものづくり産業の基盤技術であるため、建設業・製造業・インフラ保守など幅広い業界で評価され、資格の種類によって担当できる役割の範囲も変わります。溶接資格の活用事例や現場ニーズの動向は、専門記事をまとめた現場コラムTOPで確認できるため、実際の働き方をイメージするときに役立ちます。

資格と活かせる職種・業界一覧

資格名	主に活かせる職種・役割	主な活用業界・分野
アーク溶接作業者（特別教育）	溶接工、設備メンテナンス担当者	製造業、建設業、自動車工場、造船、鉄工所、インフラ保守
ガス溶接技能者（技能講習）	溶接工、設備保全技術者、メンテナンス担当	製造業、建設業、インフラ保守、プラントメンテナンス
ガス溶接作業主任者	設備管理職、工事現場の安全管理者	建設業、製造業、設備保守業務全般
普通・特別ボイラー溶接士	ボイラー溶接工、プラント溶接工、インフラ補修担当	発電所、プラント、インフラ関連、建設業
JIS溶接技能者（基本級・専門級）	建築鉄骨溶接工、配管溶接工、船体溶接工、鉄構溶接工	建設業（鉄骨建築・橋梁）、造船業、自動車工場、プラント配管
溶接作業指導者	社内講師、新人教育担当、職業訓練校講師	製造業、建設業、教育機関、技能競技大会指導
溶接管理技術者（WES8103ほか）	溶接管理責任者、施工管理技士、品質管理者、製造管理職	官公庁発注工事、大型プラント建設、認定工場、国際プロジェクト
石油工業溶接士	高圧配管溶接工、プラント溶接スペシャリスト	石油精製、化学プラント、高圧設備関連
溶接ロボット運転技能者	ロボット溶接オペレーター、生産技術エンジニア	自動車、航空機製造、鉄骨建築、電子機器製造
マイクロソルダリング技術者	精密はんだ付け作業者、工程管理者、リーダー	電子機器産業、医療機器、半導体産業

さらに広がるキャリアパス

溶接関連資格は、品質保証・設備保守・製造管理・教育指導など多岐にわたる分野で活かせます。特に建設現場や製造工場では複数名で資格をそろえる必要があるケースも多く、現場単位で受講する場合には出張講習を利用することで、移動の手間をかけず効率的に教育体制を整えることができます。資格取得の費用を事前に把握したい場合は料金シミュレーターで必要経費の概算を確認できるため、キャリア計画にも役立ちます。

近年は品質要求や国際基準が高度化しており、高スキル人材のニーズは増えています。資格を段階的に取得することで、施工管理や設備責任者といった上位職へのステップアップも可能になり、長期的な収入向上や職域拡大につながります。溶接は国際的な需要も高く、国内外で通用する職能のため、計画的な資格取得と現場経験の積み重ねが将来の大きな武器となります。

さらに、現場のリーダーとして安全管理や作業指示を担う職種を目指す場合は職長教育・安全衛生責任者教育の受講が欠かせません。こうした講習の開催日程や詳細は会場講習から確認できます。

資格取得の流れと比較まとめ

溶接関連資格を取得する際には、講習の受講、学科試験・実技試験、免許申請といった複数のステップを踏む必要があります。資格によって受講条件や試験内容が異なるため、まずは全体像を把握したうえで、自身のキャリアに合った資格から順に取得していくことが重要です。費用の目安を事前に確認したい場合は料金シミュレーターを活用することで、無理のない計画を立てることができます。

また、複数名での受講を検討する企業や現場では、移動の負担を軽減できる出張講習を利用すると効率的です。各資格の詳細な説明や関連する学習内容は、当センターが提供する会場講習で確認できます。

ここでは主要な資格について、受験資格、講習・試験内容、費用感などを比較できる一覧表として整理しました。これから資格取得を目指す方は、全体像を把握するための基礎資料として活用してください。

各資格の比較一覧表

資格名称	区分（法定/民間）	受験資格・要件	試験・講習内容	受験費用	備考
アーク溶接作業者	労安法に基づく特別教育	満18歳以上	学科11h＋実技10h（3日間）	1～2万円	講習修了で取得（試験ほぼ無し）
ガス溶接技能者	労安法に基づく技能講習	満18歳以上	学科・実技14h＋修了試験	1.5～2万円	修了試験あり
ガス溶接作業主任者	国家資格（労安法）	受験資格なし（合格後実務経験証明）	筆記20問（3h）	6,800円	合格後免許申請
普通ボイラー溶接士	国家資格（労基法）	実務1年以上	学科40問（2.5h）＋実技1h	学科6,800円＋実技18,900円	免許交付・2年毎書換え
特別ボイラー溶接士	国家資格（労基法）	普通免許＋実務1年以上	学科40問（2.5h）＋実技1h	学科6,800円＋実技21,800円	免許交付・2年毎書換え
JIS溶接技能者（基本級）	民間資格（JWES）	15歳以上＋1ヶ月以上練習	学科20問＋実技	学科1,100円＋実技1万～数万円	終身有効
JIS溶接技能者（専門級）	民間資格（JWES）	15歳以上＋3ヶ月以上＋基本級	実技（高難度姿勢）	実技科目数に応じ増加	基本級不合格→専門級も不合格
アルミ溶接技能者	民間資格（軽金属溶接協会）	基本級:15歳以上＋1ヶ月以上／専門級:基本級＋3ヶ月	学科＋実技	学科1,210円＋実技6,490円～	認定料・更新制度あり
ステンレス鋼溶接技能者	民間資格（JWES）	基本級:15歳以上＋1ヶ月以上／専門級:基本級＋3ヶ月	学科＋実技（TIG/MAG等）	学科1,100円＋実技別途	溶接法ごとに区分
溶接管理技術者（特別級）	民間資格（JWES）	理工系大卒＋実務5年以上	筆記Ⅰ・Ⅱ＋口述	筆記26,400円＋口述22,000円～	登録料19,800円／5年更新
溶接管理技術者（1級）	民間資格（JWES）	理工系大卒＋実務3年以上	筆記Ⅰ・Ⅱ＋口述	同左	5年ごと更新
溶接管理技術者（2級）	民間資格（JWES）	高専・高卒＋実務年数	筆記Ⅰ・Ⅱ＋口述	同左	5年ごと更新
溶接作業指導者	民間資格（JWES）	25歳以上＋技能者資格保有	講習3日＋筆記	約5万円	認定後5年更新
ガス溶接ロボット特別級	民間資格（JWES）	操作経験（推奨）	筆記＋実技	－	鉄骨向けロボット溶接
石油工業溶接士	民間資格（石油学会）	経験推奨	学科＋実技	－	石油配管・タンク向け

補足と活用のポイント

資格によっては受験条件や更新制度が複雑なものもあるため、まずは基礎資格から段階的に取り組むことが推奨されます。現場で必要とされる資格の種類が分からない場合は、この記事内の各解説とあわせて、当センターが提供する現場コラムTOPも確認すると理解が深まります。

資格取得が必要な人数が多い現場では、移動の手間を減らせる出張講習が効率的です。個人で受講したい場合は、会場講習にて最新の日程を確認してください。

資格取得フローの図解

資格取得までの一般的な流れを、JIS溶接技能者資格（手溶接・基本級）を例に図解します。

職種と必要資格のマッチング図

前述のように、溶接資格はそれぞれ活用できる職種が異なります。以下の図は、代表的な職種ごとに必要とされる資格をマッチングしたものです（★印は特に重要な資格）。

上記のように、自身の就きたい職種から逆算して必要な資格を取得していくことで、キャリア形成がしやすくなります。たとえば、まずは現場で経験を積みつつ資格を段階的にステップアップする方法や、基礎資格を取得してから専門分野に飛び込む方法など、さまざまなアプローチがあります。

特に溶接の世界では、資格がそのままスキルの証明となり、採用現場や現場配置の判断材料にもなります。基礎となるアーク溶接作業者やガス溶接技能者の資格はもちろん、管理職を目指す場合は職長教育や安全衛生責任者教育の受講も欠かせません。

ぜひ本記事の情報や図表を活用しつつ、将来設計に合った資格取得にチャレンジしてみてください。

まとめ

本記事では、2025年現在の最新情報に基づき、多岐にわたる溶接資格の種類から、それぞれの取得方法、難易度、そしてキャリアプランに応じた活用法までを網羅的に解説してきました。

溶接の資格は、大きく分けて2つの柱で成り立っています。ひとつは、ガス溶接やアーク溶接など、作業者の安全を確保するために法律で定められた 「必須資格」 であり、基礎資格となるアーク溶接作業者やガス溶接技能者は、まず押さえておきたいところです。また、現場の管理・監督を目指す場合には、現場で役割を担うために必要な 職長教育 や 安全衛生責任者教育 を受講することも重要になります。

もうひとつは、JIS溶接技能者評価試験に代表される 「技能証明の資格」 で、自身の技術力を客観的に示すものです。これらは製品の品質保証や高度な溶接作業に必須となるため、計画的にステップアップしていくことで、専門性の高い領域に進む大きな助けとなります。

これらの資格は、単に「作業ができる」という証明に留まりません。体系的に取得していくことで、自身のスキルと市場価値を着実に高め、より専門性の高い仕事や、現場をまとめる管理・監督職へのキャリアアップへとつながります。

ものづくりの根幹を支える溶接技術は、今後もあらゆる産業で必要とされ続けるでしょう。この記事が、あなたの目的やレベルに合った資格を見つけ、プロフェッショナルとしての次の一歩を踏み出すための、確かな後押しとなれば幸いです。

参考URL

名称	内容	URL
アーク溶接特別教育	溶接作業の基礎となる特別教育	https://sangyou-ginou.jp/arc-welding/
ガス溶接技能講習	ガス溶接資格の取得方法や講習内容	https://sangyou-ginou.jp/gas-welding/
職長教育	現場リーダーに必要な管理・監督者向け教育	https://sangyou-ginou.jp/shokucho/
安全衛生責任者教育	現場の安全管理者に必要な教育	https://sangyou-ginou.jp/anzen-sekinin/
日本溶接協会（JWES）	JIS溶接技能者試験や溶接管理技術者資格の主管団体	https://www.jwes.or.jp/
厚生労働省｜職場のあんぜんサイト	特別教育・技能講習の根拠法令、安全衛生に関する情報	https://anzeninfo.mhlw.go.jp/
中央労働災害防止協会（中災防）	安全衛生講習・技能講習に関する情報提供	https://www.jisha.or.jp/
各都道府県 溶接協会	JIS溶接技能者評価試験の申込窓口	「〇〇県 溶接協会」で検索